ドローン・無人航空機の資格

ドローンの資格はどれがおすすめ?主な資格4種類の目的別の選び方

ドローンの資格をおすすめの4種類から選ぶ方法

こんにちはー!ドローン自作派のK-ki(K-ki@Ailerocket)です。日本では2016年頃から急速にドローンが普及し始めましたが、それに伴いドローンに関連する資格も著しく増えています。あなたは一体どれくらいの数のドローン関連資格が日本に存在するか知っていますか?

答えは「40種類以上」です。ちなみにこれは、2019年9月時点で国土交通省の公認を得ているドローンの操縦を主とした資格の数なので、公認を得ていないものや操縦以外に主眼をおいた資格を含めると、その数はさらに多くなります。

このように半ば乱立しているとも言えるドローンの資格ですが、一体どんな資格があり、どの資格の有用性が高いかは以下のページで解説しました。

ドローンの資格にはどんな種類がある?JUDIA・DPA・DJIほか
ドローンの資格にはどんな種類がある?JUIDA・DPA・DJI等を解説

ドローンの操縦に関連する資格について、認定団体や法的背景も交えて分かりやすく解説しています。種類が非常に多いドローンの資格の中から、実用性の高いものを抽出し、取得方法、費用、有効期限、受講資格などを紹介します。

このときの結論として、K-kiは以下の4種類の資格を有用性が高いと判断しました。

  • DJI JAPANが発行する「DJIスペシャリスト」他
  • ドローン操縦士協会(DPA)が発行する「ドローン操縦士回転翼3級」他
  • 日本UAS産業振興協議会(JUIDA)が発行する「無人航空機操縦技能証明証」他
  • ドローン検定協会が発行する「無人航空従事者試験 1級~4級」

これらの資格は、似ているところもあれば違うところもあり、どの資格を取得するのが良いかは人によって変わってきます。そこで今回は、これらの資格をターゲットにどういった考え方で取得する資格を決めればよいか、その「選び方」を紹介します。

ドローンの資格を取得する必要性

まずは正しく理解しておかなければならないポイントとして、そもそもドローンの資格(特に操縦技能関連)が必要なのか、というポイントを確認しましょう。

ドローンを飛ばすだけなら資格・免許は基本的に不要

結論から言います。ドローンを飛ばすだけなら基本的に資格は不要です。何も資格がなくても、ドローンを飛ばすことはできます。

資格を持っていなくてもドローンを飛ばすことは可能です。

しかし、「基本的に」という但し書きがつくように、特別に資格が必要となる場合や、資格は必要ではないものの飛行に際して許可や承認が必要になる「例外」が存在します。以下でその例外ケースを紹介します。

FPV飛行やビジネス用途では資格が必要になる状況がある

ドローンは操縦者が手に持つコントローラ(プロポ)から機体に向けて電波を飛ばして操縦します。日本では電波の使用に関して「電波法」という法律が適用され、特定の周波数帯の電波を扱うためには資格が必要になります。

ドローン関連の法律を解説!電波法編
【電波法編】ドローン関連の法律解説!技適マークと周波数に要注意!

ドローンを規制する法律は数が多く内容も様々なためわかりにくいです。そこでドローン関連の法律から電波法を取り上げ、その規制内容や違反事例を紹介します。ドローンパイロットに限らずエンジニア・開発者も理解が必要な法律です。

一般的なドローンは、2.4GHz帯というWi-Fiと同じ周波数帯の電波を使用しており、特別な許可は必要ありません。しかし、以下に示すような用途では、資格が必要な周波数帯の電波を使用する場合があります。

産業用ドローンで5.7GHz帯の電波を使用する場合

測量農薬散布などの産業用途で使用するドローンで、特に大型の機体では、より遠くまで電波を飛ばすために5.7GHz帯の電波を使用している場合があります。この周波数帯の電波を使用するためには、国家資格である「第三級陸上特殊無線技士」を持っている必要があります。

FPVゴーグル・モニタ等で5.8GHz帯の電波を使用する場合

FPV(First Person View:一人称視点)という飛行方法を知っているでしょうか。ドローンに取り付けたカメラの映像を見ながら操縦する方法で、電波さえ届けば機体の姿が見えなくても操縦することができます。

この飛行方法でドローンを飛ばす場合、ドローンに取り付けたカメラの映像をゴーグルやモニタに映すことになりますが、これらの機器は海外製品がほとんどで、日本では規制対象になっている5.8GHz帯の電波を使用します。この周波数帯の電波を扱うためには、こちらも国家資格の「第四級アマチュア無線技士」が必要です。

なお、この周波数帯の電波はETCなどで使われていることもあり、あくまで趣味用途でしか使えず、業務用としては利用できません。業務目的でFPV飛行などを行う場合は、陸上特殊無線技士の資格を取得して5.7GHz帯の電波を使う必要があります。

資格だけでなく飛行許可を取得する必要がある場合も

さらに、航空法での規制により重量200gを超えるドローンには、国土交通大臣の許可がなければ飛行できない空域、承認が必要な飛行方法があります(なお、実際に許可・承認を行う業務は地方航空局長に委任されています。)。

また、航空法による規制以外にも、私有地でドローンを飛ばす場合は土地所有者の許可を得ないと民法に抵触する可能性があるなど、ドローンを飛ばす場所に関して許可が必要となる場合も多いです。ドローンを飛ばす前には、本当にその場所で飛ばしてよいか確認するようにしましょう。

国土交通大臣の許可が必要な空域

  • 空港等の周辺の上空の空域
  • 150m以上の高さの空域
  • 人口密集地区の上空

国土交通大臣の承認が必要な飛行方法

  • 夜間飛行
  • 目視外飛行
  • 第三者の人又は物件から30m未満の飛行
  • イベント上空飛行
  • 危険物輸送
  • 物件投下

航空法の規制内容についてもっと詳しく知りたい方は、こちらのページを参考にしてください。

ドローン関連の法律を解説!航空法編
【航空法編】ドローン関連の法律を解説!200g規制や空域制限の根拠法

ドローンに関する法律は数多く、状況によって様々な規制があり複雑でわかりにくいです。初心者を含むドローンパイロットが法律を遵守してドローンを飛ばせるよう、ドローン規制法の中から航空法について規制内容や違反事例を紹介します。

また、航空法に限らずドローンを飛ばすためのルールや法律についてもっと詳しく知りたい方は、こちらのページも読んでみてください。

ドローン飛行の法律・規制まとめ
ドローン飛行の法律・規制まとめ!航空法だけじゃない複雑なルールを解説

ドローンの飛行は航空法、電波法、小型無人機等飛行禁止法など多数の法律で規制されており、どの場面でどの法律が適用されるのかもわかりにくいです。ドローンパイロット・エンジニアのために、ドローン関連の法律を網羅的に紹介します。

ドローンの資格を取得するメリットとは?

特別な飛行方法や空域を飛行する場合以外、資格や許可は不要であることが分かってもらえたと思います。次の疑問は、じゃあなんで資格を取得するのか、という点でしょう。その理由を確認しておきます。

国土交通省の飛行許可申請で書類を一部省略できる

上でも少し説明したとおり、航空法により特定の空域・飛行方法については許可や承認が必要となっています。この許可・承認を取得するためには、国土交通省に飛行許可申請を提出する必要がありますが、国土交通省が公認している資格の所持者はこの申請において一部の書類を省略することが可能です。

ただし、省略できる書類の量はそこまで多いわけではないので、絶大なメリットと言うほどではありません。

操縦技術・知識を効率的に学べる

ドローンの操縦に関する資格の多くは、「ドローンスクール」と呼ばれる教習所のような施設で講習を受けて取得します。そのため、操縦技能についても安全や法律に関する知識についても、体系だったカリキュラムが用意されており効率的に学ぶことができます。

この点は、資格取得に関連する大きなメリットと言えるでしょう。そもそも、ドローンの資格を取得する人は、資格を取ってドローン関連の仕事に転職したり、ドローンを使用して起業したりする人が多いです。そういった忙しく時間が貴重な人にとって、時間を節約できるドローンスクールの講習はメリットが大きいと言えます。

ビジネスの上で操縦技術に信頼を得られる

K-kiが思うドローン操縦の資格を取得する最大のメリットは、操縦技術に信頼を得られることです。

上に書いたとおり、ドローンの資格を取得する人の多くは、ドローン関連の仕事に就いたり、ドローンを使用してビジネスを展開することが目的です。そのため何よりも重要なのは、ドローン操縦の仕事を頼みたいと思ってくれた人に「安心して任せてください!」と言えること、誰かがあなたに仕事を任せてみようと思ってくれることではないでしょうか。

ドローン操縦士の資格を取得して、こうした信頼関係を構築することができれば、新たな仕事を得ることにも繋がります。十分に大きな成果と言えるでしょう。

ここまでで、ドローン操縦資格の必要性や取得するメリットについて紹介しました。以下のページでもう少し掘り下げて考えているので、よければこちらもご覧ください。

ドローンビジネスで操縦者が研修を受けるべき理由とメリット
ドローンビジネスで操縦者が研修を受けるべき理由とメリット

ビジネスとしてドローンを扱う上では何よりも安全が優先されます。そのためにはまずドローンパイロットの技能向上が重要ですが、顧客からは操縦者の技量は把握しにくいです。操縦技量をアピールし信頼を得るためには資格取得が有効です。

ここまでの話題を踏まえた上で、次の項目からは個別の資格について長所・短所を整理し、ドローンの資格を選ぶ方法について考えていきます。

完全未経験からでも安く取得できるJUDIA認定資格

JUIDA ロゴ

まずは日本UAS産業振興協議会(JUIDA)認定資格の「無人航空機操縦技能証明証」や「無人航空機安全運航管理者証明証」について考えてみます。これらの資格やその講習を担うドローンスクールの特徴は、以下のように整理できます。

ポイント

JUIDA認定資格の特徴は以下のとおり。

  • 完全未経験から資格取得までのコストが安い
  • スクール数が多いためアクセスが良い
  • スクールによりカリキュラムや料金に差がある

JUIDA認定資格を取得するためには、認定スクールで講習を受ける必要がります。JUIDA認定スクールは非常に数が多く、2020年3月時点で全国に200校以上あるとされています。一方で、講習の内容や料金の決定には個々のスクールにある程度の裁量が認められており、スクールごとに差がある状態です。

これを踏まえると、以下のような人におすすめできるスクールと言えるでしょう。

JUIDA認定資格はこんな人におすすめ

  • 安く資格を取得したい人
  • ドローンスクールの数が少ない地域に住んでいる人
  • 受講前に無料体験に申し込んでスクールを見極められる人

また、こちらのページでJUIDA認定資格について個別に詳しく解説しているので、参考にしてください。

JUIDA認定資格「無人航空機操縦技能証明証」「無人航空機安全運航管理者証明証」とは?
ドローン操縦の資格を解説!JUIDA認定資格の特徴・長所や取得法は?

ドローン操縦の資格のうち日本UAS産業振興協議会(JUIDA)が認定する「無人航空機操縦技能証明証」「無人航空機安全運航管理者証明証」等の資格を紹介します。他の資格に比べ未経験者が低コストで取得できスクール数が多いのが特徴です。

操縦技術の向上なら「ドローン操縦士回転翼3級」

DPA ロゴ

次は、ドローン操縦士協会(DPA)が認定する「ドローン操縦士回転翼3級」について、特徴を整理しどんな人におすすめできるか紹介します。

ポイント

ドローン操縦士回転翼3級の特徴は以下のとおり。

  • 資格取得の過程で受講者の操縦技能を向上させることを重視
  • 未経験者が資格取得を断念した場合の金銭的負担が軽い
  • 飛行経験があれば受講費用を安く抑えられる
  • カリキュラムや受講料は全国共通
  • 認定ドローンスクールの数はあまり多くない

DPA認定のドローン操縦士回転翼3級は、JUIDA認定資格と同様に、DPAが認定するドローンスクールで講習を受けることで取得できます。DPA認定スクールでは、講習のカリキュラムや受講料は統一されており、比較的均質なサービスを受けることができますが、スクールの数自体はあまり多くなく、北海道、四国、沖縄にはDPA認定スクール自体存在しません。

また、スクールで講習を受けることでどれだけ操縦技能を伸ばせるかを非常に重視しており、実際に機体を触って練習できる時間が長いカリキュラムが組まれています。練習に使う機体もDJIのF450という、旧型で安定性がやや低い機体をあえて選んでおり、ドローンを安定して飛ばすための実践的な操縦技能が身につきやすいです。

DPA認定資格を取得するためのコースは基本的に20万円ですが、これは10時間程度の操縦経験がある人向けのコースになっていて、操縦経験が浅い人や未経験者は、別途10万円程度の初心者用コースを受講するのが一般的です。そのため、ある程度経験があればコストは抑えられるし、上手く操縦できるかわからないけど挑戦してみたい人はまずは金額を抑えめにしてチャレンジすることができます。

以上を踏まえて、以下のような人にドローン操縦士回転翼3級の資格をおすすめします。

ドローン操縦士回転翼3級はこんな人におすすめ

  • とにかくドローンの操縦が上手くなりたい人
  • ある程度操縦はできるが資格取得までにしっかり練習したい人
  • 比較的大きな都市の近くに住んでいる人
  • スクールの当たり外れを気にしたくない人

また、DPA認定資格についてはこちらのページで個別に詳しく解説しているので参考にしてください。

DPA認定資格「ドローン操縦士回転翼3級」とは?
ドローン操縦の資格を解説!DPAのドローン操縦士回転翼3級とは?

ドローン操縦の資格のうち、ドローン操縦士協会(DPA)が認定する「ドローン操縦士回転翼3級」を紹介します。資格取得の過程で操縦技能を磨くことに重点を置いたカリキュラムが特徴的です。DS・J東京中目黒校などで取得できます。

操縦経験が豊富な人向けのDJIスペシャリスト

DJIキャンプ ロゴ

ドローンの機体メーカーとして世界最大手のDJI、その日本法人であるDJI JAPANが認定する資格が「DJIスペシャリスト」です。その特徴は以下のように整理できます。

ポイント

DJIスペシャリストの特徴は以下のとおり。

  • 10時間以上の飛行経験を自前で積む必要がある
  • 資格取得のための教育プログラムは講習というよりも試験に近い
  • 受講料は安い
  • DJI賠償責任保険の割引を受けられる

DJIスペシャリストの資格は、JUIDAやDPAの認定資格と同じく、「DJI CAMP」という講習を受けることで取得可能です。DJI CAMPが他と異なるのは、受講料は安いものの操縦技術を身につけるような訓練はなく、座学の講習と操縦の実技試験で構成されている点です。

ほぼ試験のみなので当然受講料は安いですが、10時間以上の飛行経験を積んでいなければそもそもDJI CAMPに参加できないなど、初心者にとっては難易度が高い仕組みです。

従って、DJI JAPANの認定資格はあくまで操縦技術のある人がそれを証明する目的で取得するものであり、操縦技術の向上を目指して技能を学びながら取得するような資格ではないと言えるでしょう。これを踏まえて、以下のような人はDJIスペシャリストを選ぶことをおすすめします。

DJIスペシャリストはこんな人におすすめ

  • 業務等で既に十分な飛行経験を積んでいる人
  • ドローンの操縦技能に自信がある人
  • 操縦経験者で安く資格を取得したい人
  • 主にDJI製の機体を使用しDJI賠償責任保険に入っている人

DJI JAPANの認定資格については、こちらのページで個別に詳しく解説しています。参考にしてみてください。

DJI JAPAN認定資格「DJIスペシャリスト」とは?
ドローン操縦の資格!DJI CAMPで取得できるDJIスペシャリストとは?

ドローン操縦資格のうちDJI JAPAN株式会社が認定する「DJIスペシャリスト」「DJIインストラクター」等の資格を紹介します。DJI認定資格はDJI CAMPを受講し取得します。DJI CAMPは他のドローンスクールと比べ安価ですが難易度は高めです。

筆記試験のみで手軽に取得できる「ドローン検定」

ドローン検定 ロゴ

無人航空従事者試験(ドローン検定)は、ドローン検定協会株式会社が認定する資格です。このページで紹介している他の資格と異なり筆記試験のみで取得できる資格で、技能認定資格を取得するためには筆記試験後に別途講習と実技を含む試験を受ける必要があります。

ポイント

ドローン検定の特徴は以下のとおり。

  • 筆記試験のみで手軽に取得できる
  • 時間的・金銭的負担が軽い
  • 資格取得後に別途技能認定資格に挑戦できる

筆記試験のみで取得できる資格のため、金銭的にも時間的にも小さな負担で気軽に挑戦できるのが、ドローン検定のいいところです。また、資格取得後には技能認定の資格にチャレンジすることも可能ですし、技能認定が得られればこのページで紹介している他の資格と遜色ないと言えます。

筆記試験と実技試験が分かれているため、手軽に手を付けられる資格ではありますが、技能認定まで得ようと思うと結構な時間がかかるのがデメリットでしょうか。これを踏まえて、ドローン検定をおすすめするのは以下のような人です。

ドローン検定はこんな人におすすめ

  • まずは手軽に資格を取得してみたい人
  • ドローンの操縦に興味はないが知識は得たい人
  • 資格のステップアップを楽しみたい人

ドローン検定を取得するための無人航空従事者試験については、こちらのページで個別に詳しく解説しています。他の資格と異なる点も多いので、参考にしてください。

ドローン検定協会認定資格「無人航空従事者試験(ドローン検定)」とは?
ドローン資格解説!無人航空従事者試験(ドローン検定)は認定数No.1

ドローン検定協会が認定する「無人航空従事者試験(ドローン検定)」を紹介します。ドローンの主要な資格の中では唯一筆記試験のみで取得可能で、取得後にドローン教習所というスクールで操縦技術を学び別の資格を習得することも可能です。

取る資格を決めたらドローンスクールへ!

このページでは、ドローンの資格として有名かつ実用性のある4種類の資格について、比較しながらその選び方を解説してきました。どの資格も長所・短所があるので、よく考えて自分が本当に必要な資格を取得してくださいね。

そして、取りたい資格を決めたらドローンスクールや教育プログラムに参加し、実際の資格取得にチャレンジしてみましょう。そこで最後に、それぞれの資格取得においておすすめするドローンスクールを紹介しておきます。

ドローンスクール比較 おすすめを紹介します!
ドローン操縦スクール比較!取得資格や受講コースからおすすめを紹介

ドローンスクールで資格を取る際に湧く疑問を徹底解決します。ドローンを飛ばすための資格の必要性から始まり、資格を取得するメリット、実用性の高い資格、ドローンスクールの選び方、おすすめのドローンスクール等を解説しています。

なお、さらに詳しく知りたい人向けにこちらのページでより詳細な解説をしています。合わせて読んでみてくださいね!

DPA認定ドローン操縦士ならドローンスクールジャパン

ドローンスクールジャパン 東京中目黒校 ロゴ

DPA認定のドローンスクールは、その多くが「ドローンスクールジャパン(DS・J)」の系列校です。ドローンスクールジャパンは全国展開しており、合計20校以上あるので、自分が住んでいる場所の近くにある可能性が高いです。

ちなみにK-kiは、DS・Jの中でも東京中目黒校を推しています。東京中目黒校は外壁調査や空撮などのドローンビジネスで実績のある会社が運営しているためビジネス面のノウハウが共有されやすく、また卒業後に仕事を得られるようなサポートも手厚いです。

無料操縦体験に伺ったときの様子をこちらのページで紹介しています。無料体験の様子だけでなく、スタッフの方にお話を聞くことで見えてきた、DS・J東京中目黒校の長所も紹介しているので、興味がある人は読んでみてください。

ドローンスクールジャパン東京中目黒校の外観
仕事に繋がる!ドローンスクールジャパン東京中目黒校の無料体験レポ

ドローンスクールジャパン東京中目黒校で無料説明会&操縦体験をしてきました。細かく質問して分かった、DS・J東京中目黒校の強みを解説します。ドローンビジネスに精通した会社が運営するスクールであり、資格を仕事に繋げられます。

補足説明

ドローンスクールジャパン東京中目黒校は、2020年7月に「ドローンビジネススクール東京」に改名しました。これは、国土交通省からの公認がドローンスクールを管理できる「管理団体」に格上げとなったことを踏まえてのものと思われます。

提供している講習や取得できる資格の種類が多少増えていますが、従来どおりDPA認定資格を取得するための講習も継続的に提供されているので心配はいりません。

JUIDA認定資格を取得するなら秋葉原ドローンスクール

秋葉原ドローンスクール ロゴ

JUIDA認定スクールはかなり数が多く調べるのが大変ですが、首都圏の方には「秋葉原ドローンスクール」、それ以外の人には「日本ドローンアカデミー」をおすすめしておきます。

秋葉原ドローンスクールは、なんと言っても秋葉原駅徒歩1分の好立地が魅力です。また、操縦の練習は完全屋外の練習場で行われるため、風で機体の姿勢が乱されたり、機体が遠く離れて見失いそうになったりと、実際にドローンを活用する現場に近い状況で練習を積むことができ、より実践的な操縦技能を身につけることができるのも強みです。

屋外練習場はスクールの卒業後も無料でレンタル可能な点も、屋外で練習できる場所の少ない首都圏在住者にとっては大きなメリットです。

一方の日本ドローンアカデミーは、全国に6校を展開しており、主要都市に住んでいればアクセスしやすいです。このドローンスクールは特に空撮分野に力を入れており、現役の空撮オペレーターから直接指導を受けることができます。ドローンを使った空撮に興味のある人には、かなり有力な候補になるでしょう。

DJIスペシャリストを取得するなら実績のあるセキド

DJI CAMPに挑戦するなら、DJIドローンの正規代理店でもある「セキド」が開催するものがおすすめです。セキドのホームページによると、DJIスペシャリストの約4割がセキドが主催するDJI CAMPの卒業生だそうで、実績が非常に豊富です。

ドローンの活用分野でドローンスクールを選ぶ

ドローンは活用分野ごとに必要となる技術・知識に差があるため、ドローンスクールによって得意な分野・不得意な分野が存在します。これは、ドローンスクールの運営会社がスクール以外にどんな事業を行っているかにも大きく影響されます。そこで当サイトでは、こうしたドローンの活用分野別にもおすすめできるドローンスクールをまとめています。

いずれのページでも、今回紹介した4つの資格のうちいずれかを取得できるドローンスクールを紹介しています。ドローンの活用目的が明確な場合は、これらのページも参考になるはずです。

おすすめのドローンの資格まとめ

今回はドローンの操縦資格について法律上の規制や得られるメリットの観点から、おすすめの資格を紹介しました。単にドローンを飛ばすだけであれば、これらの資格がなくとも問題にはなりませんが、ビジネスとしてドローンを使用するのなら、ドローン操縦資格を取得して体系的な知識と顧客を安心させるだけの操縦技能を得ることは有効と言えるでしょう。

ドローンパイロットになる!知っておきたい業界・法律・資格・技術・求人
ドローンパイロットになる!業界・法律・資格・技術・求人を知ろう

ドローンパイロットになって好きなことを仕事にしましょう!ドローンを飛ばす仕事をするために、知っておくべき業界の特徴や法律・ルール、役に立つ資格とその取得方法、操縦の練習方法や仕事・求人の探し方まで、網羅的に解説します。

ドローン操縦を仕事にする「ドローンパイロット」を目指す人には、ぜひこちらのページも読んでほしいです。業界の現状や今後の成長予測、関連する法律やドローン操縦の練習方法など、ドローンパイロットに必要な情報を網羅的に紹介しています。資格の取得と併せて知っておきたい様々な情報がまとめてあるので、参考にしてみてくださいね!

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K-ki

著者:K-ki 子供のころに作った模型飛行機がきっかけで航空宇宙の世界に足を踏み入れたエンジニア。HNは「けーき」と読みます。 好きなものは航空機(固定翼・回転翼・ドローンなど全般)と生き物・アクアリウム。

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