こんにちはー!K-ki(K-ki@Ailerocket)です。
ドローン操縦関連の資格を取得しようと思った場合、ドローンスクールで講習を受講するのが一般的です。ドローンスクールの受講料はピンキリですが、全体の傾向としては決して安いとは言えません。受講料がネックになって資格を取るのをためらっている人も少なくないでしょう。
そんな人にこそ行ってみてほしいのが、ドローンスクールの無料体験です。受講料を安くすることは難しいですが、ドローンスクールの中に入って実際の雰囲気を感じ、そのスクールで意味のある学びを得られるとすれば、高い受講料も納得して払うことができるでしょう。
今回は、ドローンスクールの無料体験に参加するメリットを中心に、ドローンスクールに関連する疑問を解決していきます。
ドローンスクールで資格を取得する意義
まずはなぜドローンスクールで資格を取るのか、その目的を確認しておきます。
ドローンスクールで資格を取る人は、ドローンを使う仕事に転職したいとか、ドローンを活用してビジネスを始めたいという動機の場合が多いです。資格があるということは、ドローンの操縦技能に対して第三者のお墨付きがもらえる、と考えられます。つまり、資格を取ることで操縦技能を信頼してもらい、仕事の獲得につなげようというのが、ドローンスクールで資格を取る目的の多くだと思います。
資格があるだけで仕事がもらえるわけではありませんが、一つの強みにはなるはずです。仕事を依頼してくれる人に、「この人に任せたら大丈夫そうだな」と思わせる根拠を提示してあげることができるのは、大きなポイントになりますね。
もちろん、完全な趣味として、自分の操縦技能を測るために資格を取得するというのもアリですよ。趣味でドローンの資格を取れる人は、お金に余裕がある人が多いと思います。羨ましい限りです…笑
ドローンスクールで学べること
次に、ドローンスクールではどんなことを学ぶのかも確認しておきましょう。ここでは概要を簡単に説明するので、もう少し詳しく知りたい方は、以下のページも参考にしてください。
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ドローンの学校?操縦技能と安全知識を学べるドローンスクールとは?
ドローンスクールとは、ドローンの普及に伴い今後不足するドローンパイロットとしての資格を習得できる学校です。ドローンスクールで勉強する内容や資格の有用性、スクールの選び方、受講費用、おすすめのスクール等の情報をまとめます。
座学
「座学」とは、ドローンに関する知識を学ぶことを指します。資格によって学習範囲に差はありますが、基本的にはドローン関する法律、ドローンを構成する技術、ドローンの運用に影響する気象等の知識を学び、それらの知識からドローンを安全に運行させるための方法を身につけるのが座学です。
実技
「実技」とは、ドローンの操縦に関する技術を学ぶことを指します。ホバリング、前後左右上下の移動、8の字旋回など、ドローンを思いどおりの飛ばすための技術を身につけるのが実技です。
最近のドローンは自動操縦機能が発達しているため、手動での操縦技術を軽視する人もいるようですが、安全を考えれば自動操縦システムの故障にも対応できるよう、手動操縦の技能は必須要件です。実際、GPSなどはまだまだ不安定な動きをすることも多いので、自動操縦の過信は禁物です。
卒業後も特典がある場合が多い
ドローンスクールで学べることからは少し外れますが、ドローンスクールには卒業後にも利用できる特典がある場合も少なくありません。
よくある特典は、卒業後もスクールの練習場を利用できるというものです。予約制だけど完全無料というものから有料の場合まで、サービスの内容は様々ですが、操縦のウデが鈍らないように練習できるのは嬉しいですね。
他にも、ドローンをビジネスに活かしたい人向けに、空撮や測量用のソフトウェアの講習会、ドローンビジネスの現場へ同行、あるいは合宿やバーベキューなどドローン好きの仲間と集まれる、というような特典もあります。
ドローンスクールを選ぶときに考慮すべきポイント
では、ドローンスクールはどうやって選べばよいのでしょうか。ドローンスクール選びの際に注意すべきポイントを紹介しておきましょう。
ポイント
ドローンスクールを選ぶ時は、以下のポイントを確認しておきましょう。
- 受講日数・日程
- 取得できる資格
- 受講費用
- アクセスの良さ・通いやすさ
- インストラクターの人数・質
- 設備・機材の充実度
- ドローンビジネスへの精通度
他にも考慮すべきポイントはあるかもしれませんが、まずはこの辺のポイントは抑えておきましょう。それぞれの項目についての詳細は、以下のページで説明しているので興味があればこちらも読んでみてください。
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ドローンスクールの選び方!取得資格・アクセス・費用などの考慮事項
ドローンの資格を取得するために、どんなドローンスクールで学ぶべきか、選び方のポイントを紹介します。取得できる資格の種類や、ドローンビジネスへの精通度が特に重要です。また、資格の必要性や資格を取得する意義なども説明します。
ドローンスクール選びが難しい理由
ドローンスクール選びのポイントまで紹介したので、ドローンスクール選びって以外に簡単じゃない?と思う人も出てきたかもしれません。しかし、それはさすがに楽観的すぎると言えるでしょう。ドローンスクールを選ぶのは、やはり簡単とは言い難い面があります。ここでは、その理由を紹介しておきます。
日本全国にドローンスクールは600以上ある
まずはこれ。単純にドローンスクールの数が多いのです。
ドローン操縦の資格には、国土交通省による公認制度が存在します。その背景は、ドローン関連のルール・法律の解説を読んでもらうことにしてここでは割愛しますが、この公認を得ている資格が取得できるスクールだけでも、2019年9月時点で600校以上あるのです。
国交省の公認を得ていない資格を取得できるスクールまで含めると、その数はさらに膨れ上がると思われます。これだけの数があるスクールから1つを選ぶのは、骨の折れる作業です。
ドローンスクールで取得できる資格は多種多様
さらに、ドローンの操縦技能を認定する資格自体の種類が多いことも問題です。現状のドローン操縦資格は、何らかの法律に基づくものではなく、民間の資格認定団体がそれぞれ自由に発行しており、非常に種類が多くなっているのです。
上で紹介した国交省による公認制度で公認を得ている資格だけでも、40種類を超えています。これらの資格の長所・短所を比較してどの資格を取るか決めるのも、なかなか大変です。
同じ資格を取得できるスクールでもカリキュラムが違う
資格の種類が多いだけでも厄介なのに、同じ資格を取得できるドローンスクールでも、カリキュラムや受講料が違う場合があり、これがまたややこしさを増しています。
例えば、日本UAS産業振興協議会(JUIDA)が認定するスクールでは、「無人航空機操縦技能証明証」や「無人航空機安全運航管理者証明証」の資格を取得できます。JUIDA認定スクールは2020年2月時点で全国に200校以上ありますが、これらの全てで同じ資格が取得できるのです。
一方で、これらのスクールでは同じ資格を取得するための講習が提供されるものの、そのカリキュラムや受講料は統一されていません。もちろん、根本的に違うというようなものではありませんが、あるスクールでは操縦練習は5時間、あるスクールでは20時間弱、ということは普通にあります。
このように、取れる資格が同じでもカリキュラムに差があるため、一概にどんな技能が身につくかを判別しづらいのもドローンスクール選びの難しさの一つです。
設備やインストラクター等実際に見ないと分からない部分も多い
ドローンスクールではインストラクターにドローンの操縦技術や知識を教えてもらうことになるので、インストラクターとの相性も重要です。また、効率よく学習をすすめるためには、ドローンスクールにシミュレータなどの設備があるほうが良いでしょう。
こういった細部の情報は、各ドローンスクールのホームページを見るだけでは入手しにくいですし、そもそも実際の状況を体験してみなければ判断しがたいものもあります。こういった情報収集のしにくさも難点と言えるでしょう。
ほとんどのドローンスクールで無料体験ができる!
ドローンスクールを選ぶ方法を紹介したにもかかわらず、実際にはドローンスクール選びは難しい、という話になってしまいました。いったいどうすれば良いというのでしょう。
こんなときこそ頼りたいのが、冒頭でも紹介したドローンスクールの無料体験です。ドローンスクールの受講料が高いことはスクール側も理解しているため、少しでも引っかかりをなくし納得して講習を受けてほしいということで、ほとんどのスクールがサービスとして用意しています。
無料体験の内容は、大体の場合、簡単な操縦体験とスクールスタッフに対する質疑応答です。操縦体験をすれば、インストラクターの雰囲気やスクールの設備はある程度見えてきますし、質疑応答で他のスクールとの比較という観点でカリキュラムについて質問すれば、疑問点を解消できるはずです。
実際にスクールに出向いて一次情報を入手することで、ドローンスクール選びの難しさである「設備」「インストラクター」「カリキュラム」等について疑問を解消できるのは、無料体験を受講するの大きなメリットです。
実際に無料体験して良かったのはDS・J東京中目黒校!
K-ki(K-ki@Ailerocket)の個人的な経験として、無料体験を受けてよかったドローンスクールは、DPA認定スクールであるドローンスクールジャパン(DS・J)の系列校である「ドローンスクールジャパン東京中目黒校」です。
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仕事に繋がる!ドローンスクールジャパン東京中目黒校の無料体験レポ
ドローンスクールジャパン東京中目黒校で無料説明会&操縦体験をしてきました。細かく質問して分かった、DS・J東京中目黒校の強みを解説します。ドローンビジネスに精通した会社が運営するスクールであり、資格を仕事に繋げられます。
こちらのページで無料体験でやったことやその感想を紹介しています。ここにも書いているように、特に良かったのは質疑応答を兼ねたドローン業界についての簡単なレクチャーです。
ドローン業界の成長予測やドローンの活躍が見込まれる具体的な職種、職種別の従来手法に対するドローンの優位性、ドローン操縦資格の比較などを、細かく教えてもらいました。さらに、こちらの質問にも丁寧に回答していただき、疑問点を解消することができました。
特に、DS・J東京中目黒校はドローンを利用した測量・撮影などのドローンビジネスで実績を積み重ねている会社が運営しているため、ドローンを使って今後何をしたいかという話題には、コンサルタントのように業界の現状や今後の展望踏まえて一緒に考えてもらうことができます。この点はDS・J東京中目黒校ならではの強みであり、非常に役立つと感じました。
営業企画部長の畠山さんの話がとても濃く参考になるので、話を聞きに行くだけでも価値のある時間を過ごせると思います。ドローン操縦の資格を取り、ドローンを使ってビジネスをしたいと思っている人には、ぜひ無料体験に行ってほしいですね!
まずはどんなドローンスクールがあるか知ろう!
もちろん、DS・J東京中目黒校以外にも良いドローンスクールはたくさんあります。ドローンスクール選びは、まずどんなドローンスクールがあるかを知るところから始まります。
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ドローン操縦スクール比較!取得資格や受講コースからおすすめを紹介
ドローンスクールで資格を取る際に湧く疑問を徹底解決します。ドローンを飛ばすための資格の必要性から始まり、資格を取得するメリット、実用性の高い資格、ドローンスクールの選び方、おすすめのドローンスクール等を解説しています。
とはいえ、日本全国に600校以上あるドローンスクールの全てを調べるのは大変なので、K-kiの独断ではありますがおすすめのドローンスクールを抜粋してみました。こちらのページを参考に、自分の求めるドローンスクールを見つけ出してくださいね!